岩泉の林業を支えるレトロなボンネットトラック「TW」
岩泉の林業を支える「TW」…このレトロなボンネットトラックが登場するのはおじいちゃんのむかし話…ではなく、西暦2018年、現在の岩泉町。今も現役で活躍中です。
「TW」は、 1951年からいすゞ自動車で生産されていた6輪駆動のトラックで、岩泉の人びとはみな「TW」のことを『てーだぶ』とか『てぃ~だぶ』と呼んでいます。1993年すでに生産終了となっていますが、TWが生産終了になる時『TWを持ち続けた林業屋が岩泉では生き残る…』そう考え、大切に乗り続けてきている現役てーだぶ乗りもいらっしゃいます。
岩泉には急峻な山が多く、木の伐採現場では斜面にジグザグにつけられた作業道を使って丸太を運びますが、主流の大型トラックでは登れない坂道をTWはスイッチバックで力強く登って行きます。
そして、作業道途中の広場に集められた丸太を荷台に積み込み、山を下りそのまま町内のチップ工場へと運び込みます。岩泉の地形、製紙用パルプの原料となる豊富な広葉樹、短距離の移動で運び込める町内に立地するチップ工場の存在…そして、これらを繋ぐのがボンネットトラック『てーだぶ』です。
TWマグカップできました!
ということで岩泉らしいもの…、岩泉の林業とは切っても切り離せない、岩泉の林業を支える『てーたぶ』のグッズを作りました。その第一弾がマグカップです。
カップの図柄には、町内のチップ工場に満載の丸太を運び込んできたTWの写真、カップを回転させた反対側にはトラック側面のエンブレムを模した「TW」の文字。
毎朝目覚めのコーヒーをTWマグで力強く走り出す一日、午後の休憩には美しい岩泉の森を思い浮かべながらTWマグでゆったりと紅茶でも…。
ちなみに、今回の図柄になっている丸太積み下ろし用小型クレーンがついたタイプのほか、グラップルというマジックハンドのようなものを使って丸太を積み下ろしする装置の付いたタイプ、ボディの色も緑に加え青や黒などのTWが現役で岩泉周辺を走り回っています。
なお、木の種類や使い道によって丸太の長さが異なるため、荷台への積み方も違います。岩泉にお越しの際には、ボンネットトラックの物珍しさだけに目を奪われず、TWの積載装置や積み荷の様子などにもご注目ください。
▼インフォメーション
出荷 | ご注文後、7日前後でのお届けとなります。 |
---|---|
サイズ | 直径8cm/高さ9cm 容量310ml |
素材 | 陶器 |
梱包 | 1梱包完成品 |
その他注意事項 | ・商品は玄関渡しになります。 |
Supporter
サポーター
岩泉の明日の林業をつくる会のサポーター会員
岩泉の明日の林業をつくる会のサポーター会員の会員登録がオンライン決済で可能になりました!
岩泉町の林業、木材、建築、行政関係者を中心としたメンバーが集まり、持続可能な森づくりに取り組む「岩泉の明日の林業をつくる会」。H28年度からは県外企業も加入し、活動の輪は全国に広がっています。人の営みの源となる森、この森がこれからも、あしたも続くように、共に考え行動していきませんか。
Products
プロダクト